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《ご挨拶》

年頭のご挨拶を申し上げます。

谷川俊太郎さん作詞、武満徹さん作曲の「死んだ男の残したものは」の6番、
 死んだ歴史の残したものは
 輝く今日とまた来る明日
 他には何も残っていない
 他には何も残っていない
とあります。
今の時代、今日を輝くとは言い辛い。
ある日思い余って谷川さんに、
<輝く今日>のフレーズを別の言葉に変えてほしいと頼んでみたことがある。
谷川さんは、変えるのはいいけど、自分で変えてよと言われた。
「死んだ男の残したものは」は今も歌っているけれど、
結局変えられずに、<輝く今日>と歌っている。
2016年の今、相変わらず僕は、屈託なくして今日を輝くとは言えないし、
すぐそばにいる自分の大切なひとにすら、
輝く瞬間を見せてやれない情けない僕なので、
大きなことは言えないのだけれど、
それでも<また来る明日>を思うとき、
その<また来る明日>のために、
なんとしても今日を輝くものにしなければと思うのです。
そのために、どのように今年をおくればいいのか、
2016年、僕のテーマは、《輝く今日》です。

さて、オフィス・キーズです。
ゆいは、“菌ちゃん”こと河野俊二(Cajon, Drums)との「二人会」も
全国ライブへのトライが始まり、
ウクレレもヘタウマな味わいが出てきたようで他流試合の声も、
今年は精進の年かもしれません。

六文銭’09、ロニセラ、引き続きオフィス・キーズでも窓口です。
六文銭’09は正月早々、東京芸術劇場シアターウェストでの
『別役実を歌う~劇中歌コンサート』で始動。

去年久しぶりに及川恒平、小室等のコンビで新曲「強きもの」が作られたが、
今年は春に向けて石川県七尾市の“花嫁のれん”を題材にした曲作り進行中。
等の週刊金曜日のコラム「なまくらのれん」は今年も隔週で、
エフエム世田谷水曜日「アフタヌーン・パラダイス」は白神直子さんとまる5年、
TOKYO MXテレビ「小室等の新音楽夜話」は3年目に入り、
ライブ活動はもちろん今年も積極的にやっていきます。

そして、オフィス・キーズは2016年で10年目に入りました。
みなさん、本当にお世話になりました。
今年も、どうぞよろしくお願いします。

小室等
(2016年1月1日)

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